せんよう亭木製さんのこと(活)

木製さんは同じせんよう亭の同期の桜(?)です。お互いに落語は好きだけど自分でやるのは初めてという条件からのスタートでした。せんよう亭は、師匠がネタを決めてくださいます。木製さんがはじめて教えていただいたネタは 弥次郎 でした。(因みに私は たらちね)こんなすかした(ごめんなさい)感じの人がこんなウソつきの噺 できるのかな?と心配したのを思い出します(そんなことより自分の心配ですよね、笑)ところがさすが職人さん、ガタガタガタガタとネタを丸暗記する私とは違って じっくりと噺を研究されて、その背景であるとか人物像とかをご自身のなかでかっちりと作り上げて丁寧に演じていかれる。発表会では、木製=弥次郎のような世界をみせてくださいました。そして、研究はそこで止まることなくさらに掘り下げられ 通常演じられる15分の弥次郎のさらにその先の噺を探してきて なんと30分の大作にまで仕上げられて周囲をあっと言わせました。

入門から5年くらい師匠から同期がどんどん2人組にされて大ネタを教えていただいているなかで木製さんだけはひたすら前座噺を教え込まれていました。雑俳、鮑のし等々 難易度の高い噺ばかりを教え込まれる。どれもこれも所作の細部まできちんと完成させて、きれいに仕上げる。まるで彼の本業の木工作品のように・・正直、私は”素人芸なんだから泥臭いほうがいいんじゃないの?”などとも思っていましたが、その頃に独自で仕込んだ 勘定板 をお聞きしてぶっ飛びました。はぁ〜この人がこのネタをこんなふうにできるんだ(失礼!!)とにかく面白い!!今では崩しにくい会場の救世主100%会場大爆笑間違いなしの、一緒にチームを組む者にとっては大変ありがたいネタです。

これに勢いづいて(というわけでもないか・・)昨年は 居残り佐平次 松曳きを仕込まれてどちらも見事な仕上がりに!!佐平次のチャらっとした感じ、松曳きでは粗忽な話しを重厚にやりとりするバカバカしい感じ どちらも秀悦です。さて、19日の木製独演会 何をどのようにご披露いただけるのか、私もわくわくしながら皆様のお越しをお待ち申し上げております(やっぱり宣伝かい!!)どうぞよろしくお願いいたします。

 

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